借り入れに使うローンカードはキャッシュカードとどう違うの?

銀行の口座からお金を引き出す時に使うカードは普通キャッシュカードを使います。このキャッシュカードとカードローンなどで使うローンカードとはどう違うのか。

キャッシュカードとは御存じのとおり、自分の銀行口座から自分の預金を引き出す時につかわれるものです。ですからこれは一般に自分のお金を敷きだすのに用いるカードです。

これに対し、ローンカードは借入の契約のある、ローン会社から借り入れたお金を引き出す時に使うものです。つまりキャッシュカードは自分のお金を引き出すために使うのに対し、ローンカードはローン会社から借りたお金を引き出すのに使うものです。

銀行系のカードローンの場合には、同行の普通預金口座からキャッシュカードを使って引き出せるものもあるので、この場合にはキャッシュカードがローンカードの機能を部分的に果たすことになりますね。

これらに対し、クレッジットカードは買い物をしたときに、その支払いを銀行引き落としのかたちで、後払いで支払えるものです。このクレジットカードのなかに、キャッっシング機能のの付いているものがあります。

このようなカードにはキャッシング枠があり、この範囲内で借入返済ができます。ただし、このキャッシング枠も貸金業法の総量規制の対象となります。このため借入額が年収の三分の一を超えると貸し出しを規制されます。

このように、キャッシュカード、ローンカード、クレジットカードはそれぞれ性質の違うものですが、一部の機能においては重なる部分も出てくるわけです。それぞれの特徴を十分に理解して賢く使いたいものですね。

閉じる