キャッシングの支払いが延滞ししてしまったら!その時何が起こる?
キャッシングの支払が延滞した場合、何が起こるか。まず割増利息である遅延損害金が発生します。しかし、それと同時に貸し手であるローン会社の信用が失われます。ケアレスミスなどが理由であれば、すぐに担当者に連絡してわけを説明し、それと同時に支払いはすぐに終わらせることが必要です。
しかし、何かの理由で支払いができなくなった場合など、延滞が続くと延滞利息である延滞損害金が重なってきます。それと同時にローン会社の信用が失われることによって、貸出限度額が低くおさえられてしまいます。さらに続くと、利用を停止されます。そして個人信用情報機関に事故として報告されてしまいます。いわゆるブラックリストに載ってしまうわけです。こうなると、他の金融機関からの借り入れが困難になります。一部にブラックもOKとうたっているローンがありますが、ここまで来てさらに借金を重ねれば深みにはまるのは目に見えているでしょう。
さて、ここで遅延損害金というものについて見てみましょう。
キャッシングするとき、当初は貸し付け利息のことは考えに入れても、遅延損害金の事まで気を付ける人はあまり多くは無いでしょう。しかし、もし仮に何かの理由で支払いができなくなったとします。その時には今までとは格段に違う割増利息を払うことになります。
この場合の割増利息、延滞損害金にも法律で決められた上限があります。それは次のようなものです。
10万円未満 29.2% 10万円以上100万円未満 26.2% 100万円以上 21.9%です。もちろんこれは年率ですので、負債残額にこの比率をかけたものを日割りにして、返済までの日数をかけた金額が、延滞損害金の総額となります。
早めに返せるなら大きな額とは言えないかもしれませんが、返済が困難になってからの利息ならば大変な負担となります。たとえローン会社から利用停止処分を受けたとしても、債務は変わらないのですから。
やはり、借り入れを行う時から慎重な返済計画を立てておくのが、延滞によるデメリットを避ける最良の方法でしょう。