ジャーナリストでお金が無い私はキャッシングはありがたかった
熊本県在住 T.Wさん(25歳)
ジャーナリストって結構カッコイイ響きじゃないですか?大学時代からこのジャーナリストっていう響きがかっこよくて、いろんな人の講演などを聞きに行きました。東京や大阪、インターネットなどでもチェックしてジャーナリストとは何か、ジャーナリストになるためにはどうしたらいいかなどを勉強しました。
結局最初からフリージャーナリストになったんですけど、そんな状態で仕事なんてあるわけがありません。だからキャッシングにはかなり頼りました。キャッシングをしながら取材を進めて一本の記事に仕立て上げて、いろんな雑誌や新聞社に送る、ということを大体1年くらいの間やっていました。
キャッシングだけでは足りなくなった時期は泣く泣くアルバイトなんかもしました。フリージャーナリストってアルバイトもするものなのか?と疑問に思いながらも、お金のためと割りきってやっていたのです。この時期は一番つらかったですね。
でも一本の記事が雑誌に乗ってからはいくつかの雑誌などから声をかけてもらえるようになりました。それからは記事を書いて取材をしてまた記事を書く、というコラムや取材だけのジャーナリストをすることができています。なかなかメジャーな雑誌には出られませんが、キャッシングを返しながら食っていくことができています。
キャッシングを借りてまでフリージャーナリストをやるくらいだったら、新聞記者やそのアルバイトをやったらいいじゃないかという考え方もあったと思います。でもなんとなく、自分には大企業は合わないなというふうに感じていたのです。だからだいきぎょうでは働かずに、組織に所属せずにやって行ってます。
でもこういう働き方は海外だったら結構普通みたいですからね。僕もそろそろ海外の雑誌なんかにかけたらいいなぁと思って、活動を海外で行おうかとまで考えています。