審査の甘いお金の借り入れ。何か気を付けることは？

キャッシングをする場合、利用者にとって何がありがたいかと言えば、まず金利の安さ、限度額の大きさ、それに安全さなどでしょう。

仮にこれらの条件が揃っていたとして、いざ借りる段になって審査に通らなければ何にもなりません。審査にあたるときには、自分の条件の範囲で、なるだけ多くのメリットが得られるのが有難いに決まっていますよね。

しかし、低い金利や大きい限度額、十分な安全性が確保できるようなケースにおいては、その分審査がきびしくなるものです。これは金融業者の立場に立てば、リスクの少ない相手を、優先する合理的な行動です。

このことを裏返してみれば、審査が甘い場合は貸出額を小さくする必要がありますし、金利については貸金業法による規制はありますが、その範囲内でも高い金利を求められるはずです。場合によっては闇金融などのように違法な金利を要求されることもあり得ます。また、支払いが延滞した場合の割増利息が大きく跳ね上がることも十分に考えられます。

いずれにしても、審査の厳しい業者が、借り手に有利な条件と引き換えに、厳しく借り手を選別しているように、審査の甘い業者はそれと引き換えに借り手に不利な何らかの方策を考えざるを得ないはずです。

審査の甘い業者が、すべて怪しいとは言い切れないまでも、審査の甘さの理由が何かあるはずです。まずは自分の返済能力を考えに入れたうえで、相手の契約条件をしっかりと確認してから借り入れるかどうかは決定するべきです。