生活保護受けててもキャッシングができる！？本当？何か問題は？

生活保護を受けている方が、キャッシングできるかと言う問題です。

できるかどうかといえば、いくつかの金融業者は、生活保護でもキャッシング可能とうたっています。生活保護を受けている人にも貸すと言う業者がいる以上、不可能とは言えないでしょう。

しかし、良く考えてみてください。金融業でもその他の商売でも、リスクのある取引には、何らかのメリットがなければ普通は手を出さないものです。

生活保護を受けている人にお金を貸すということは、貸す側からみれば、非常にリスクの高い取引と言えます。わざわざリスクを冒してまでお金を貸してくれるのは、よほどの慈善家でない限り、何かの思惑があると見なければなりません。

リスクを冒してもお金を貸すの事にメリットがあるとすれば、よほどの高利か、あるいは返済不能になった場合に何かで担保させる思惑があるか、もしくは不正な資金の運用と考えるのが当たり前でしょう。

また、生活保護の受給を受けている人が、キャッシングをした場合、需給を打ち切られる可能性もあります。逆に借りる側からこのことを考えれば、生活保護を受けている人にとっては、キャッシングをした事実を他に知られることは不都合なことになります。

こうなると、貸し手から法外な要求をされても借り手の側は他に救済を求めることが非常に困難になります。

生活保護を受けている人にお金を貸す業者がすべて悪徳業者と言い切ることはできませんが、このように貸し手と借り手の力関係に極端な差がある取引は、避けるのが常識でしょう。